スタッフMの実録!親知らず抜いてきた【後編】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★本記事は経験談のため、専門的な知識は医療関係者へお問い合わせください。

こんにちは!スタッフMです!2月も終わりですが、まだまだ寒いですね…。

雪国の人に怒られるかもしれませんが、都心にいてもシンドイなあと思います。

皆様も風邪と虫歯にはご注意を…。

そんなわけでスタッフMの実録!親知らずを抜いてきた【後編】のスタートです!

 

親知らずを抜いた直後…

抜いた直後はまだ麻酔も効いていたので、無痛ですし、感覚もありません。

とりあえず止血のため、白い綿みたいなものをずっと噛んでいました。

看護師さんからは

「とにかく早く薬局にいって痛み止めを飲んでおきましょう!!

と言われ続けました。

しかし…私が抜歯した病院は総合病院だったので、会計までは約1時間かかりました。

会計を済ませたころからある感覚が襲ってきます。

それは「激痛」でした。

 

急いで薬局へ駈け込む

とにかく痛い。止血は終わったのですが、

心臓の鼓動とともに、痛みがリズムを刻んで襲ってきました。

初めての薬局に行ったので、よくある既往歴や住所などのアンケートなど

余計な時間がかかって泣きそうでした…。

 

痛むけど、腹は空く

とにかく痛い。痛さが半端なくて自宅に帰ってからもほとんど寝ていました。

すこしずつ痛み止めも効いてきたのか、頭もボーっとしてきたのですが、

やっぱり痛いものは痛い。

正直言って、しゃべることもズキズキくるので嫌なくらいでした。

しかし痛かろう辛かろうと「腹は空く」のです。

では抜歯後にどのような食事がいいのでしょうか。体験談からご紹介します。

 

抜歯後の食事と注意点

まずは抜歯後でもオススメしたい食事をご紹介します!

・ゼリー飲料

・おかゆ

・豆腐

・とにかく柔らかい煮物

・ヨーグルト

・うどん※吸わずに噛んでいく

上記がオススメです。もう完全に入院食といいますか、病人の食事に近いです笑

栄養素としては、亜鉛(チーズ、ナッツ類)、ビタミンA(レバー、バター)、ビタミンB(豚肉、納豆)、ビタミンC(いちご、パプリカ)などが傷の回復促進に役立ちます。

補いずらいものがあれば、術後措置としてサプリメントで補強するのも一つの手段です。

 

そして食事における注意点として…

・アルコール類は厳禁!※アルコール消毒だと思って飲酒すると逆効果です。

・刺激物、辛い食べ物

・熱々なもの

・キンキンに冷えたもの

アルコールに関しては血行が良くなりすぎて抜歯した部分に響きます。再度出血する可能性もあるので、1週間は我慢しましょう。長い人生のうち、たったの1週間!我慢ですよ!

刺激物や辛い食べ物も、やはり傷口に刺激が走ると痛いのでやめておきましょう。

熱々や冷えた食べ物も刺激になる可能性があります。

最大の注意「わないこと!」

オススメな食べ物にも「ゼリー飲料」「うどん」など、思いっきりすすってしまう食べ物がありますが、

絶対に思いっきり吸い込むことはやめてください。

 

「ドライソケット」という恐怖

なぜ吸い込んではいけないのでしょうか。

それはドライソケットという症状が発生してしまう可能性があるからです。

ドライソケットとは、親知らずなどの大臼歯を抜歯した際に起きる症状の一つであり、特に下の親知らずに多いと言われています。

割合としては100人いれば2人から4人ほどに見られる症状であり、実際はそれほど多くはありませんが、

下の親知らずにおいては5人に1人くらいにドライソケットの症状が見られるとする歯科医もいるそうです。

 

そもそもドライソケットってなに?

さてそんな症状が起きる原因とはなんでしょうか。

抜歯した後、当然ですがクレーターのように穴ができます。

本当は出血して血で穴を蓋してくれるのですが、

なんらかの理由がそれが剥がれてしまい、穴が露出してしまうことで骨に当たり痛みが起きてしまうということです。

その何らかの理由というのが、ゼリー飲料など思いっきり吸い込んでしまうとき、

一緒に血の蓋も吸い込んでしまうことがあるそうです。

グロい言い方ですが、血の蓋がとれてしまい、骨がむき出しになってしまう状況です。

そこに食べかす等のゴミが入ってしまうと感染症にもなりかねないため、注意が必要です。

 

以下に当てはまる症状があれば、それはドライソケットかもしれません。

・親知らず抜歯後よりも、2~3日経ってからの痛みの方が強い。

・親知らず抜歯後、1週間以上たっても痛みが収まらず、むしろ酷くなっている。

・何もしなくてもズキズキと痛む

・飲んだり食べたり風が当たったりするともっと痛い

・傷口である穴が、赤黒くなく、白っぽく見える

上記の現象がひとつでも当てはまったら一度歯医者へ行ってみましょう。

幸い、私はこの症状になりませんでしたが、かなり痛いらしいです。

抜歯後、1週間くらいは以上に注意しておいた方が無難です。

 

抜歯して3~4日…

痛みも段々落ち着いてくるのですが、まだまだ痛いです。

痛さが少しずつ静まってくるのですが…

めちゃめちゃ顔が腫れました。

おたふく風邪の再来です。片方だけ大きく腫れました。

後日、歯医者に聞いたのですが、私の場合、抜歯する際に骨を削ったので、

いわば骨折した状態とあまり変わらないために腫れやすいのだとか。

私は男だし、もともとブサイクな面構えなので、今さら顔が腫れても問題ないのですが、

女性の方は抜歯する時期を考えておいた方がいいです。

抜歯して1週間くらいは人と会う約束はしないほうがいいかもしれませんね。

 

抜歯して1週間…

顔の腫れもだんだん落ち着いてきます。

痛みも順調に回復していればあまり気にならないのかと思います。

ただ約半年は抜歯した箇所にクレーターはあるので、

あまり食べかすなどが溜まらないように、優しめにうがいをしておくといいです。

強くやりすぎると、場合によってドライソケットになる可能性があるので注意です!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。親知らずの抜歯は結構メジャーな出来事だと思いますが、

痛いの?怖い?リスクある?など病院が苦手な方にとっては気になりますよね。

私もその一人です!

不安なことはしっかり歯医者に聞いて安心するのが大切です。

皆さんも安心した抜歯ライフを!笑

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