小島イチカ文化録 #02「お菓子パッケージ篇」

こんばんは小島です。

明治から「meiji THE Chocolate」が発売されてから1年以上が経過しました。
味わいもそうですが見た目のリッチ感からSNSでもよく見かける気がして、
インスタ映えて言葉が定着する前に視覚的な要素にこだわったのがすごい早かった気がします、さすが明治。

ということで今回はお菓子のパッケージについて僕が感じたサブカルについてご紹介。
今回は3つ紹介します!

 

■その1: ロッテ「チョコパイ」

 

 

もう去年、一昨年の話ですが、以前からパッケージイラストをASIAN KUNG-FU GENERATIONのアルバムのジャケットでおなじみの中村佑介氏が担当していて、これがもう美しかった。

去年であれば森見登美彦原作・湯浅政明監督のアニメーション映画「夜も短し歩けよ乙女」の公開と重ねて、中村氏が描く女の子が日本中に溢れた年になってました。
(森見登美彦、湯浅政明に関してはまた別の回でまた触れます)

デスクに置いておくだけでなんか華やかな気分になってとてもよいです。可愛いなあ。

 

■その2: 日清シスコ「ココナッツサブレ」

 

ココナッツサブレ、歴史ある商品ですが美味しいですよね。めっちゃ好きです。
数年前からココナッツサブレはアイドルグループ「私立恵比寿中学」がイメージキャラクターを務めているのですが、このパッケージが毎回楽しみです。

それで僕が特に好きだったのが写真の上のこのパッケージ

歴史のあるお菓子が新しい姿に挑戦することも評価したいポイントだし、アイドルなのに顔が隠れているところもミステリアスで最初見たときはかなりグッときました。
最初は覆面バンド「五五七二三二〇」としてプロモーションを初めて、その楽曲にも「10代特有の自己変革に対する欲求」、「50年に渡る優等生的存在からの脱却」などの思いが込められていたようです。

・・・しかも当時のこのパッケージは8人綺麗に並んでるんですよね。
今後6人のパッケージになってくるのかなと思うと、昔のパッケージがより愛おしくなってきますね。

今もwebサイトでは攻めたコンテンツが楽しめます。
http://www.5572320.jp

その中で4曲同時再生して1つの作品としてる「四味一体」って曲が楽しめます、映像も含めてかなり前衛的ですごいおもしろい。
Youtubeから関連楽曲も巡ってみてね。

 

■その3: 明治「ザ・チョコレート」

 

冒頭でも取り上げました、ザ・チョコレート。
今もちょこちょこ味が増えていて9種類?はあるのかな。

これまでのチョコレートのオーソドックスである横向きパッケージの流れをぶった切って縦長のすらりとした立たずまい。
そしてど真中にあるカカオをモチーフに幾何学模様が施されたシンボル。

主にtwitterを中心とするSNSではこのパッケージにイラストや加工を施してどれだけ面白い発想ができるか、のような大喜利の道具としてもバズりました。(これは自分でググってみてね)

発売当初は正直「高すぎるだろ」って思いましたが、時代がデザインにお金を払う時代に変わってきたのかな。
さすがだったと思います。

以上3点。
皆さんもコンビニでパケ買いしてみてください、誰が書いているんだろうとか調べると新しい出会いもあってなかなか楽しいですよ。

 

小島イチカ

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